2011-07-31
2011-07-31
主の訓練
教会のPCモニターが壊れてしまいました。いきなり壊れてつかなくなったのではなく、兆候がありました。 最初はDELLのマークだけが出て、Windowsが立ち上がりませんでした。翌日にはなぜか、機嫌良く普通に動いていたのですが、数日後、ブラウン管の壊れたTVのようにバチバチとウインクするだけになってしまいました。
やっぱり壊れたか、でもPC本体は大丈夫だと思い、礼拝堂のモニターを接続してみると、普通に動きましたので、別のモニターをつけることで事なきを得ました。小さな出来事から、二つのことを考えさせられました。
第一に、完全に壊れる前にはサインがあるということです。モノであれば、また別のものを用意すればいい話ですが、私たちの人間関係や心の問題はそうはいきません。兆候や警告が出ているうちに、祈りのうちに問題解決の道を探る者でありたいと願います。簡単には解決できないかもしれません。しかし少なくとも完全に壊れる前になら、修復が可能です。
第二に、難しい問題であっても訓練次第で対処できるようになるということです。PCを使うようになって10数年、決して詳しい部類ではありませんが、仕事にプライベートに使い、教会のPC2台と家のノートPC2台を管理するうち、ある程度のことにはできるようになりました。
今年の後半になって、いくつかの責任ある役割を引き受けるはめになりました。正直言って自信がなく、出来れば他の人にお願いしたい気持ちもいっぱいです。しかし、振り返ってみると3年前の私になら、主はこのことをさせなかっただろうと思うのです。自分ではわからなくても、少しずつ主が私を訓練してくださっている。これからもその途上にあるのだと自分に言い聞かせて、勇気を奮い起しているところです。
「あなたは、人が自分の子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。」(申命記8:5)