在日大韓基督教会・豊中第一復興教会ようこそ! あなたの訪問を心から歓迎いたします。 환영합니다!

2011-08-21

2011-08-21

行く先

画像の説明

 久々に書斎の整理をしました。といっても、積み上げてある本や書類をすべて整理し、リクライニングソファを置いてゆったりくつろぐ……という優雅な目標にはまだまだ程遠いのですが。

 職業柄、どうしても本が増えてきます。限られたスペースに収納するために、必然的に読まなくなった本、資料などを処分することになります。ご苦労して教えてくださった先生方には申し訳ないのですが、神学校、大学院の講義ノートはごく一部もの以外、大半は処分しました。迷いもあったのですが、基本的なことは頭に入っていますし、ノートに記した細かい内容よりも、その先生の人柄や忘れられない一言などが心に焼き付いていますので、それで十分としました。

 教会によっては牧師室がないところもありますが、感謝なことに書斎が与えられ、立派な書棚もつけていただきました。しかし、ダダーッと引っ越しをした後、ろくに分類もせず、雑然としていました。仕事が増えるに従って書類の量も増え、このままでは近いうちに大変なことになると予測して、重い腰を上げたのです。分類され、すぐに必要な本や書類が手に取れるようになると、もっと仕事の質も上がることでしょう。また、ファイルや本の背表紙を眺めているだけで、牧師という仕事の目標や、価値がふつふつと心に湧いてくるような思いです。

 ある人がサーカスで綱渡りの曲芸をしている友人に、なぜそんなに高い所を歩けるのかとコツを聞いたそうです。すると彼の答えは「下を見ないで行く先を見つめる」というものだったそうです。真下の足元を見ると怖くなって進めないので、目標を絶対に見失わないで見つめていることが大事なのだそうです。
 現在のことや過去のことばかりに捉われていると、自分が何のために生きているのか、何のための仕事なのかを見失ってしまうことがあります。

 暑かった夏も終盤になり、秋になるとますます月日の過ぎるのが早くなるような気がします。今年、あなたの行く先には何が見えていますか。
 あなたの人生はどこへ向かっているのでしょうか。行き先を見失わないよう、見つめ続け前進してまいりましょう。

「なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のもの全身を向けつつ……目標を目指してひたすら走ることです」(フィリピ3:13-14)


コメント


認証コード1012

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional