思いがけない展開
思いがけない展開
先週、２つの教会を訪ねる機会がありました。片方の教会では献堂式があって、お祝いのために伺いました。6年越しの計画の中で完成した建物は頑強なだけでなく、モダンでありながら木の香りと温かさが漂っていました。
前任者の先生が駆け付けておられました。先生の時代に会堂を建てようと本腰を入れ、設計図もできていましたが、諸般の事情から計画が中止となりました。次の代の牧師になって、同じ土地にではなく、移転してより広い場所に建てるという思いがけない展開となったのです。
もうひとつの教会には、コンサート出席のために訪れましたが、著名な先生のおそらく200名くらいは礼拝出席があるだろうという教会ですが、礼拝堂が狭くて正直驚いたのです。
先生に聞いてみますと、全員収容はできず、入れ替え制で3度の礼拝があるそうです。手狭になり移転も考えましたが、40年来の祈りが応えられ隣接地を購入することができ、将来は大きな会堂の建築を夢見ているのだそうです。現在は食事スペースがないため、日曜日は各自お弁当やカップラーメンなどを好きな場所で食べているのだとか。
サザエさんの家のように、毎週、教会がはちきれそうな状態なのでしょう。想像しただけで、楽しいですね。
私たちの教会にも、家族や自分自身にも、足りないものは多々あり、思い通りにいかないことはもっと多くあります。しかし、今あるものを喜んで用いるとき、主がそれをご覧になって、さらに大きくしてくださるのではないでしょうか。主を見上げ、ただ信頼して歩むとき、人の思いを遥かに超えた全能者のご計画が明らかにされるのです。
「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず／常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば／主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。」（箴言3:5-6）
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