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薬指

薬指

ノウゼンカズラ

 ちょっと書くのが恥ずかしいのですが、日曜日の夕方、怪我をしました。足の指を椅子にぶつけてしまったのです。
 実は、ときどきこういうことがあるのですが、5分ほどするとおさまってしまいます。ところが今回はかなり強打したようで、なかなかおさまりません。
 もしかして……と恐る恐る指を見てみると、右の薬指がまっ黒に腫れ上がっています。念のためレントゲンを撮ることにしました。幸いただの打撲で、しっかり冷やして2、3日安静にすればよいのとこと。ほっと胸をなでおろしました。

 病院に行くまでは、シップと保冷剤をあてて包帯をぐるぐる巻きにしていましたので、とても歩きにくかったのです。びっくりしたのは、病院からの帰り道です。包帯をはずし、サンダルをちゃんと履いているのですが、指に力が入らないため、ひょこひょこ歩きになってしまうのです。

 翌朝、かなり腫れはおさまりました。東京へ日帰りで行く予定でしたが、電車と新幹線を乗り換えて行くと、かなり歩くことになります。昨日よりはましですが、右足の踏ん張りがきかないため、こわごわしか歩けません。やむなく予約していた便をキャンセルしました。

 普段は思い出すこともない、小さな一本の指。それでもその一本が痛むと、歩くという基本動作に大きな影響が出るとは驚きです。本人がちっとも覚えていなくても、ちゃんと毎日毎日大地にしっかり踏ん張って、体重を支えていてくれたんだ。なんだか急に、いとおしくなりました。

 目立たなくても地味でも、それぞれに大切な、欠かせない役割が、使命があるのだ。それぞれが使命を果たしてこそ、一つの身体という全体の調和がとれているのだ。
 大けがから守られたことと同時に、使徒パウロのことばをしみじみと実感させてくださった主に感謝します!

「だから、多くの部分があっても、一つの体なのです。目が手に向かって『お前は要らない』とは言えず、また、頭が足に向かって『お前たちは要らない』とも言えません。それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです」(Ⅰコリ12:20-22)


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