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ミッション

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スイセン

 2.8独立宣言について考えるとき、畏敬の念を抱くばかりです。あまりにもすごすぎて、大きな隔たりを感じてしまうというのが正直な思いです。留学生の彼らになぜあんな大それたことができたのだろう。いろいろ考えられます。しかし、最も納得のいく私なりの回答は、彼らには「遣わされた者である」という強い使命感、ミッションがあったということでした。
 彼らに共通していたのは、ただ勉強して国で一旗揚げようという狭い考えではなかったということです。国の未来を背負い、将来祖国の発展のため、人々の安寧のために働くという崇高なミッションを抱いた若者でありました。

 私たちはみな、「遣わされた者」であり、神さまから与えられたミッション、使命があります。私たちに与えられたミッション、それは「破れ口に立つ者」のつとめです。
 城壁が破れていたら危険ですから、大急ぎで修復しなければなりません。神さまは預言者を通してイスラエルの民に繰り返し、悔い改めを迫られましたが、人々は素直に聞こうとはしません。腐敗したイスラエルは、神さまに「金滓(かなかす)の町」と言われてしまいました。かなかすは、金属を精製する際に出る不純物です。かつては神に愛され尊ばれた民が、炉の中で溶かされてしまうのです。

 私はこの日本が「かなかすの町」となってほしくありません。韓国との関係、中国との関係、原発問題、いろいろと心配なことが多いです。唯一の被爆国として、平和に寄与してほしいと思っています。私たちはなぜ、今この場所に置かれているのか、そのことを2.8の出来事は考えさせてくれます。必ず意味があるのです。自分がここにいる意味、ミッションは何なのか、そのことを考えてみたいと思います。

(注)「2.8独立宣言」:1919年2月8日東京朝鮮YMCAに結集した在日朝鮮人留学生によって読み上げられた独立宣言文。3.1独立運動の導火線にもなった。私たちの教会(KCCJ)の歴史はこのYMCAに集った留学生の祈祷会から始まっている。

「2.8独立宣言記念礼拝」説教より要約

「この地を滅ぼすことがないように、わたしは、わが前に石垣を築き、石垣の破れ口に立つ者を彼らの中から探し求めたが、見いだすことができなかった」(エゼキエル22:30)


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