主のわざに参与する女性
主のわざに参与する女性
カナダ研修シリーズの3回目です。今回のカナダ訪問の大きな目的は、全国教会女性女性会と交流のあるカナダ長老教会(PCC: Presbyterian Church in Canada)の女性宣教会(WMS: Women’s Mission Society)の3年に一度の女性大会と、100周年記念行事への出席でした。
祝賀会で同じテーブルについた女性長老さんによると、所属教会の長老は40名で約半数が女性だそうです。今回私たちと同じく、海外からのゲストとして出席していた台湾長老教会からの女性牧師に聞いたところ、教職者の約3分の1が女性だということでした。牧師も長老も女性は一割しかいない在日大韓基督教会の状況では、うらやましい限りです。
歴史はもちろん、色々な面で成熟し、先を歩んでいるカナダの教会女性たちだということを感じました。女性たちは世界に宣教師を派遣し、途上国での医療活動や子どもへの教育、お母さんへの衛生教育、地域の開発援助に力を注いできました。
今回、私たち日本からの2名を含むアジア、アフリカ、東欧などから17名のゲストが出席していました。これらの人々は、女性たちの働きの実です。宣教師が派遣された国から、代表者が招待されたのです。残影ながら今回、ナイジェリアなど数ヵ国でビザが下りないというアクシデントがあり、数名が参加出来ませんでしたが、今、最も伸びているのは、アフリカの教会だと言われています。ケニアとマラウィからの女性たちと交わりながらそんな勢いも感じました。
私たちの教会にも、多くの宣教師が送られてきました。もちろん、女性だけの力ではなく、男性と力を合わせ、カナダ長老教会という組織の中で働きが進められて来ました。
今回、教団事務所を訪ね、祝賀会に出席してみて、女性会の働きが教会にとって大きな力となり、敬意をもって今も大切にされていることを感じました。
女性の働きが教会を支え、主のわざを推し進めていく。私たちも主に喜ばれるそのような働きをしたいと、心から願います。
「こういうわけですから、動かされないようにしっかり立ち、主の業に常に励みなさい。主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずです」(Ⅰコリント15:58)
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