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十字架を生きる②胸にくさびを打ち込め!

十字架を生きる②胸にくさびを打ち込め!

トキワサンザシ(常磐山査子、ピラカンサ)
 
 十字架には縦と横の木があります。縦のラインは、神とあなたの関係です。まず神を愛すること、そして隣人を愛することの両方が大切です。さて、今日は横木の話、隣人を愛するということですが、あなたの隣人とは誰でしょう? 

「善いサマリア人」(ルカ10章)のたとえを思い出してください。強盗にあって血を流し倒れている人を助け、隣人となったのは神殿の祭司でもレビ人でもなく、普段ユダヤ人とは犬猿の仲といわれるサマリア人でした。イエスは「行って、あなたも同じようにしなさい」と言われました。
 誰が隣人かというと、私の家族、友人、だけでなく世界のすべての人が隣人なのでしょう。しかし、重要なのは、あなたが誰の隣人になるのかということです。
 今年は、特に一人の人を愛してみませんか。その人とは、あなたが愛するのがとても難しい人です。目をつぶって静かに考えてみてください。すぐに誰のことか、わかるはずです。神さまこの人だけは無理でしょうと思う、その人のことです。

 くさび(楔)、という石など硬いものを割るために打ち込む、三角形の大工道具があります。何かを二つに割るために用いるので、関係を悪くするという意味に用いられますが、反対の意味もあるそうです。釘を打つように、関係を固定し強固なものにするという意味です。
 あなたが愛しにくいその人は、あなたと神、あなたと隣人の関係をつなぐ重要な役割をします。あなたがその人を憎むのか愛するのか。それによって、あなたと神との関係が疎遠にも親密にもなります。
 その人の悪い点ばかり思い浮かんで苦しい時、十字架にはりつけになったイエスがあなたを見つめていることを思い出してみましょう。

 実践のために、まずその人の良い点、その人について感謝することを40個紙に書き出してみましょう。生きていることに感謝、毎日仕事に行って感謝、名前を呼んでくれて感謝、……何でもいいのでともかく、探し出してください。
 神の恵みの湖から、豊かな恵みを受け取りたい方は、迷わずすぐに始めてください!

「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34)

2015/1/11礼拝説教要約

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