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梅を見ながら

梅を見ながら

梅、藤牡丹枝垂

 梅林に行ってきました。1日部屋にこもっても追いつかないぐらい用事はたまっていたのですが、だからこそ、花を見て心を落ち着けたいと思ったのです。遅咲きの種類をのぞいて、梅はほぼ満開。何ともいえない香りがただよっていて、春を味わい気分爽快でした。
 夕方帰宅し、山のような仕事を再開。目前に控えた行事のための連絡も次々と入って、ちょっと心が重くなりました。そんな夜、昼間撮影した写真をチェックしてみました。青空と白やピンクのかわいらしい花々。神さまの芸術作品はなんてすてきなのでしょう!また気分一新される効果がありました。忙しいからこそ、余裕がないからこそ、あえて休むことが必要ですね。

 梅のつぼみをみて思い出したことがあります。神学校在学中、同窓の友人が庭の桜の様子を毎日毎日確かめながら、一喜一憂しているのです。つぼみが出てくると、ああもう少し、もう少しと春が来ること、卒業することを心待ちにしているのです。それほど、春に希望を託していたのです。

 数週間前、病気がちの友人から久しぶりに電話がありました。体調がよくなり、とても活動的になっていて、一緒にコンサートに出かけたこともありました。しかし今年になってまた不調となり、ほとんど外出できない状態になりました。
 このままどんどん悪くなるのではないか。こんなに病気が重なるのは、自分が悪いせいなのか、何かの罰ではないのかとつい思ってしまうと正直に話してくれました。

 土砂降りの日もあれば、突き抜けるような青空の日もあります。でも、必ず厳しい冬の後には、春がきます。
 キリストも墓の中に3日間とどまり、陰府(よみ、ハデス)にまで下ってくださいました。陰府は死者が行くところで、神との交わりが断絶するところと信じられていました。しかし主は死をうちやぶり、勝利されました。この方がともにおられるのです。
 レントのこの時期、主の十字架に少しでも近づいていきたいと願います。

「あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく/あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず。命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い/右の御手から永遠の喜びをいただきます」(詩編16:10-11)

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