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韓半島統一を夢見て

韓半島統一を夢見て

梅、南高と鹿児島紅梅
 
 全国教会女性連合会の聖書セミナーが無事に終了しました。今回は韓国から女性会代表団が来日し、豊かな内容になりました。韓国側と在日側の課題について考えるプログラムを持ち、韓国側から脱北者についての話を聞きました。彼らを意味する「セトミン」(新居住地の民)という新語も知りました。

 セトミンは1998年までは年に1,000人以下でしたが年々増加傾向にあり、2006年からは年に2,000人以上が脱北し、現在は2万6千人に達するということです。
 彼らは「ハナウォン」という脱北者支援のための施設で3ヶ月、韓国社会適応のための教育を受けます。その後は居住地の近隣で約4週間、地域社会適応教育過程を受け、それから職業訓練、資格証取得などの支援を受けて職業を探します。社会適応のための道筋はある程度整えられているのですが、同じ民族とはいえ、まったく違う社会に突然、飛び込んできたのです。いろいろな混乱があり、精神的なサポートが必要であり、また健康面でも多くの人が病を抱えており治療が必要だということです。
セトミンの多くが宗教生活をしており、60%以上がキリスト教を信仰しているという調査結果が2003年に出ています。北にいたころ、神を信じていたのかと聞いてみると、「神」という単語すら知らず考えたこともなかったとの返答があったそうです。

 韓半島統一というのは本当に困難であり、不可能なことのように思えます。韓国にとっては、現在のセトミンの問題だけも課題が山積みです。しかし、ベルリンの壁はあっという間に崩れ、昨今、共産国は次々と崩壊しています。神が御手を動かされるなら、新しいことが起こるのです。
 彼らが故郷の家族や親族を思わない日はないでしょう。南北に分断された家族が一つになる姿を見たい。飢えた子どもたちが救われ、「東洋のエルサレム」と呼ばれた平壌が、再び讃美で満たされる日をこの目で見たい。切に切に願います。
ともに、祈りの火を灯し続けましょう。

「実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し」(エフェソ2:14)

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