黙想「自分勝手に」
2017.04.09
カテゴリ:聖書のことば
黙想「自分勝手に」
「主の御前にあった青銅の祭壇は、神殿の前から、すなわち新しい祭壇と主の祭壇の間から移して、新しい祭壇の北側に据えた」
列王記下16:14
南王国ユダの王アハズは、主の目にかなわない偶像崇拝をした王です。その頃、アラムと北王国イスラエルから攻め込まれ、アハズは必死でした。アッシリア王に助けてもらおうと、神殿と王宮の財宝を贈ります。王に会見に行く途中、ダマスコにある祭壇を見て気にいり、同じものを造らせます。
そして何と、主の祭壇は異動させ、つまり脇にやり、異邦人の神の祭壇を神殿の中止に据えたのです!
つまり、自分勝手な方法をメインにし、本来の神礼拝はオマケのような扱いをしたわけです。私たちも、こんな愚かな恐ろしいことを、していないでしょうか。
アハズがよかれと思って差し出した貢物は、歴代志下によると「何の助けにもならなかった」(28:21)のです。
【いのり】
神さま、苦しいとき、ピンチのときに、自分勝手な方法で解決しようとして、あなたを脇にやらないようにお助けください。