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夜に歌を

夜に歌を

紅葉ももう終わりですね

どこにいますのか、わたしの造り主なる神
夜、歌を与える方
地の獣によって教え、空の鳥によって知恵を授ける方は
(ヨブ記 35:10-11)


 昨日の夜、心を鎮めたくて賛美を聞きました。

 なんと130万回も再生されているこのヴァイオリンの賛美、とてもおススメです。

 昼の明るいときに、さんさんと太陽が照っていてにぎやかなときに、元気に喜んで賛美することはたやすいでしょう。

 しかし、真っ暗な夜に、光が照らず前の見えないときに喜びあふれて賛美するというのは、とても難しいことです。

 わたしは牧師になって11年になりますが、2,3年前から夕暮れそして夜のときを過ごしています。

 トンネルのなかに入ったように、はっきりと暗闇にいると感じたのはちょうど1年前、昨年の秋のことでした。

 年齢からくる体調の変化に加えて、人間関係のトラブルから始まった精神的な不調。牧会がうまくいかず、教会が危機的な状況に陥ったこと。そして高齢になり不調になった母の介護。
 このトリプルパンチがいきなり襲ってきたという感じでした。

 実際にはいきなりではなく、少しずつ起こっていたことでしたが、鈍感なので気づいていなかったのです。今まで10年以上何をしてきたのかという自責の念がとても強く、苦しい日々が続きました。

 一夜にして全財産と子息を失った旧約聖書のヨブほど苦しんだ、とは言えませんが、わたしの人生でかつてこれほど自信を失ったことはなかったのです。
 いまは完全にそのトンネルから脱したとは、まだ言えません。
ただ、暗闇のなかで頼るのは神さましかいない、ということを突き付けられました。ですから神さまを求めて、光に向かって歩んでいます。


 
 夜、歌を与えるのは、神さまのなさることです。

 わたしはそれまで、まあまあ人生うまくいっていたのだと思います。

 人に信頼され、いろいろなところに招かれて説教や講演をしました。当然たくさんの人に会って、刺激も多く学ぶことも多いです。
そういうときにハレルヤ!と喜ぶのはたやすいのです。
 
 しかし、そうではないいまこそ、神さまを見上げて賛美をささげたいと願います。

 少しずつですが、教会に新しい方が出入りするようになりました。ふたりの方が洗礼に向けて歩もうとしておられます。

 あなたがどこにいてもどんな状態であってもそこにおられる主。

 夜、賛美を与えてくださる方に向かってほめ歌を歌いましょう。

 神さまは決してあなたを見捨てず見放しません!

(メールマガジン「まな・Toyonaka」20171020より)

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