2011-09-04
2011-09-04
正常と異常
歯科医に通っています。虫歯ではなく、歯の矯正のためです。
元来、歯並びが悪く、どうも、ものをよく噛めていないような感覚がありましたので、長年診てもらっている歯医者さんに相談してみました。といっても歯並びが美しくなる歯列矯正ではありません。歯並びが悪いことによって、肩こりや腰痛、その他全身に影響があるらしいのです。
この歯医者さんがなさっている、噛み合わせ治療BBOを行うと、いろいろな身体の症状が不思議に緩和されていくようです。といっても、急に効果が出るわけではないのですが。
私の場合、上の歯の高さが全部空いている(高さ不足)のだそうで、正常にするためのマウスピースを作っていただきました。これによって、他の歯や関節も動くため、微調整をしながら様子をみていきます。びっくりしたのは、最初にこれを入れたときでした。
ちょっと大げさですが、口の中に1センチもの厚みが入ったような感覚。先生に言うと「そんなに高くない、これが正常や」と大笑いされました。つまり私は長年、足りない高さでごまかしてきたわけです。(教会の皆さんはご存じのように)私は食べるのがとても遅く、どこへ行っても最後まで食べているのですが、やっとこれで合点がいったのです。長年なんて不便な生活をしてきたのでしょう。
私たちの信仰生活も同じようなものではないでしょうか。主を礼拝すること、聖書を読むこと、祈ること、神さまに喜ばれる生活が当たり前のことになっていれば、これは喜ばしいこと、健康的なクリスチャン生活です。しかし、その反対のことが日常になっていると、肩凝り、偏頭痛、胃腸炎……様々な病気が発症するかのように、私たちの人生にいろいろな不具合が生じてくるのではないでしょうか。それが当たり前になっていると、何とも思わないし、感じない。慣れというのは恐ろしいものです。
さあ9月、実りの秋です。もう一度、あなたの生活を見直して再出発してみませんか。
「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」(ロマ12:2)