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韓国滞在記(1)

韓国滞在記(1)

韓国・安東にて。まだ花のない寒い時期にかろうじて見つけた貴重な梅の花

 ひさかたぶりのコラムです。ソウルでの生活は刺激的で、また目が回るほど忙しいものでしたが、日常生活を離れて学生に戻り、懐かしい方々と楽しい時を過ごし、また新しい出会いにも恵まれた3週間でした。

 韓国到着の翌日、大学の語学堂でのクラス分けテストがありました。自分がいったいどんなレベルなのかわからないまま、試験を受けましたが、難しいものもあったものの、一応すべての問題を理解することができ、5つあるうちの一番上のクラスに入りました。

 春休み中ということもあり、学生の8割は日本の女子大生、後は中国やインドなど諸外国の生徒、残りはドラマから入った日本のおばさまたちでした。どうせやるなら授業が多いところというのと、伝統あるところというので、選んだ大学は600年以上の歴史のある立派な大学でもありました。



 考えてみるととても不思議です。子どもの頃、ソウルに約10ヵ月住んだのですが、あの時は日本に帰りたくて仕方がなかったのです。言葉がわからずに不登校にもなりました。夏休みに家族旅行を兼ねて、田舎に1ヵ月滞在したときは、親戚の子どもたちと遊ぶ間に、あっという間に言葉を習得し、学校が楽しみになってから間もなく帰国したのでした。

 クラスでのディスカッションのテーマに「早期留学について」というものがありました。韓国では幼稚園~小学校低学年ぐらいの子どもを英語圏に留学させるのが流行しています。人間性を養い自国の言葉や文化を身につける大事な時期に海外に出るのはどうなのか、いろいろな意見が出ました。結論は「語学習得の適齢期は、本人が最も学びたいという意欲のある時」ということになりました。なるほど、20代から60代まで幅広い私たちのクラスらしい見解でした。

 神様が私に夢と意欲を与えてくださり、それを実現可能にしてくださったこと。いろいろな条件を整えてくださったこと。協力してくださる方に恵まれたこと。すべてに感謝しています。

「あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」(フィリピ2:13)


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