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「今、行きます」

「今、行きます」

ホコバテイキンザクラ(鉾葉堤琴桜、トウダイグサ科)

 先週、金曜日の出来事です。
 2年に一度の全国教会女性連合会の定期大会の大会が目前に迫っているので、準備のために大わらわでした。報告書を印刷所に入れる日が迫っていて、睡眠もあまりとれない日が続いていました。そんな合間に、一服の清涼剤のような出来事がありました。

 Mさんに報告書の校正をお願いしていました。いつでも嫌な顔一つせず、気持ちよく助けてくれる大切な友人です。翌日、電話があり、たくさん修正箇所があると言います。
 一瞬、気が重くなりました。今まさに時間との戦いで、PCに向かってガンガン作業をしているところです。ああ、直しがあるのかと小さくため息をついていたら、彼女は言いました。「今から行きましょうか?」
 1時間後、彼女は現われ、事務所で2時間ほど手伝い、家で残りをやるというお土産まで持って帰ってくれました。

 同じ日の夜のこと。携帯電話が鳴り、見ると珍しく友人Yさんからの着信です。どうしたのかと思ったら、「今、そこに行きます!」と言うではありませんか。驚きました。

 気分転換しようとSNSでやりとりをしていたところ、私がYさん宅のすぐそばの事務所にいることがわかって、すぐに差し入れを持って来てくれたのです。雨の中、初めての場所を探して来て、また今度ゆっくりねと、風のように去って行かれました。

 きりきりと緊張しながら一人事務所で戦っているときに、神さまは何と粋なことをなさるのでしょう。
 私は何でものろい方で、後でやろうとする傾向がありますが、神さまの助けはまさに「あとで」や「時間ができたら」ではなく「今」、必要なその時にやってくるのです。
 主の声にすぐ、応えるものでありたいと願います。

「『今日』という日のうちに、日々励まし合いなさい」(ヘブライ3:15)


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