幸せな家
幸せな家
全盲の歌手、新垣勉さんが書かれたすてきなメッセージがとても心に響きましたので、要約してみなさんにもシェアします。
ある町にケンカの絶えない家と笑い声の絶えない2軒の有名な家がありました。ケンカの絶えない家の主人がうわさを聞いて、笑い声の絶えない家を訪ね、主人に秘訣を聞いたそうです。主人はびっくりして特に秘訣はないと言います。それでも食い下がって何とか秘訣を聞こうとすると、その主人は「実は私の家には悪人ばかり住んでいるのです」と言います。ケンカの絶えない家の主人はびっくり仰天。
笑の絶えない家では、何かあるとすぐに「ごめんなさい、私が悪かったわ」と謝り、お互いに相手を責めないので、ケンカに発展するということはなく、家の中がいつも平和なのだそうです。
最後にこの主人は訪ねてきたご主人に言ったそうです。「ひょっとしたらあなたの家には、善人ばかりが住んでいるのではないですか」
『ホ・ロゴス』2013年10月号「よろこびの秘訣」より
私たちは自我をなかなか捨てることができません。自分が自分がとまるで2歳児のように、神さまの前にも人の前にも主張してばかりです。よく考えてみたら、私の持っているお金も仕事も家も家族も、自分のいのちだって時間だって、すべて神さまからいただいたものばかり。私のものといえるものは何一つないのに。
「医者を必要とするのは丈夫な人ではなく、病人」だと主は言われました。罪深い私たちのため、主が来てくださったこと感謝します。少しずつ、少しずつ、自我を脱ぎ捨て解放されたい。イエスさまに似せられたいと心から願います。
「偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる」(マタイ7:5)
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