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居場所がなかった

居場所がなかった

クリブ。クリブとは、飼い葉おけの意味で、ドイツではクリッペといいます。イエス降誕をミニチュアの家畜小屋や人形で再現したジオラマのこと。数センチの小さなお人形から、等身大のものまであります。13世紀イタリアのアッシジの修道士フランチェスコが、イエス誕生の物語を再現してみせた聖劇がクリブの始まりと言われています。世界中のクリブを集めてみたいです!
 
 クリスマスには世界中の教会で、ページェント(聖誕劇)が演じられます。ヨセフとマリアと宿屋の主人と、天使と羊飼い、博士などなど、とてもほほえましい、ステキなクリスマスストーリーだと多くの方が思われるでしょう。
 しかし聖書が語る降誕物語は、ロマンチックでも華やかでもありません。長旅をした妊婦マリアが今にも産気づきそう。でも宿も彼らを泊めてくれる宿はなく、とうとう家畜小屋で出産することになり、イエス馬の餌を入れる飼い葉おけに寝かされたのです。
 聖書はサラリと「彼らの泊まる場所がなかったから」とだけ語ります。全国から帰省する人たちで、村はごった返していたのでしょう。けれどもヨセフは故郷へ里帰りしたのです。親戚の家に初めての赤ちゃんが誕生するのに、誰も手伝いにも来ず、部屋を提供してくれない、そんなことがあるのでしょうか。

 イエスの母となったマリアは、神の霊、聖霊によって子どもを身ごもりました。ヨセフとはまだ婚約中でしたが、二人の間の子ではなかったのです。ふたりともとても困惑しましたが、御使いによって「恐れるな、胎の子は聖霊によって宿った」と告げられ、子どもを自分たちの子として受け入れる決断をしました。
 しかし周囲の目はそうではなかったようです。イエスが後に郷里で安息日に会堂(シナゴーグ)で神の国について話されたとき、周囲の人は「あれはマリアの子じゃないか」とささやいたのです。父親の名前をつけて呼ぶのがユダヤ人社会の慣習ですが、母親の名前で呼ぶことの裏には、わけありの子、父親のわからない子、不倫の子、そんなニュアンスが込められているようです。

 クリスマスは豊かな人、幸せいっぱいな人、持てる人のものではありません。むしろ、居場所のない人、苦しんでいる人のために、それらの人に寄り添うために、主は貧しく低くお生まれくださったのです。
 メリー・クリスマス! あなたに主からの喜びがありますように。

(2014.12.8 KCCクリスマス礼拝メッセージ要約)

「ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉おけに寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである」(ルカ2:6-7)

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