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2011-04-10

2011-04-10

笑顔

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 敬愛するM先生に来ていただくことができ、心から主に感謝しています。
 2003年春、私は関西学院大学神学研究科に社会人として入学しました。すでに神学校での学びを終えていましたが、アカデミックな「神学」の単位がないということで、学部の単位も取るようにと言われ、修士課程3年をかけて学ぶことになりました。
 どうせ高い学費を払うのならと、教師の資格も取ることにし、そのため私の時間割は、特に1年目は毎日1~5限目までつまっているというハードスケジュールでした。
 そういった状況でしたので、ゼミ以外には大学院の授業に出ず学部にばかり出席していました。若い学部生は「誰この人?」という顔で、挨拶も会釈もしてくれません(後には親しくなりましたが)。最初の学期はとても孤独でした。「居場所がない」というのは辛いものだなあと感じたものです。

 そんな折、M先生はお会いする度に、「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてくださいました。日本とアジアのキリスト教界でたくさんの大きな働きをなさった著名な先生ですから、私の方は知っていますが、まだ授業を取っていなかった私を先生がご存じのはずはないのです。でも、先生の挨拶は「私を知ってくれているのかな?」と嬉しくなるような接し方でした。

 私は人にどんな風に接しているだろうか。
「あの人に会うと嬉しい」「いつも気にかけてもらっている」「顔を見られてよかった」と思ってもらえるような存在でありたいものです。
 アジアのために、教育のためにいのちを賭けてこられた先生。今なおその笑顔が、その言葉が多くの人を勇気づけていることを、確信しています。

「その家に入ったら、『平和があるように』と挨拶しなさい」(マタイ10:12)


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