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2011-06-26

2011-06-26

選ばれた教会 

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原発に最も近い教会、福島第一聖書バプテスト教会の佐藤彰先生の証しを聞く機会がありました。震災翌日の避難勧告以来、教会員約60名がノアの箱舟のような漂流生活を余儀なくされています。現在は、4ヵ所目の避難所、東京奥多摩のバイブルキャンプ場で生活されています。
 佐藤先生は25歳でこの教会に赴任され、それ以来こつこつと熱心に、また勢力的に牧会をされてきました。『百万人の福音』誌の編集者をしていたころ、もうずいぶん昔になりますが、取材のために教会を訪ねたことがあります。田舎の教会ですから高齢の信徒が多かったのですが、孫のような年齢の先生を皆が誇り自慢しておられたのが印象的でした。

 そして2008年、100年使える教会、次世代に伝える会堂をコンセプトに素晴らしい新会堂を建築。真新しく美しい教会、信徒の犠牲と神さまへの愛のこもった建物に、あの日から入ることさえできなくなってしまいました。悔しさやるせなさは、とても言葉で表現できないと思うのです。
 先生は神さまなぜですか、と叫ばずにはいられなかったそうです。しかし、気付かれたのです。あの建物があったから教会にいた信徒たちが怪我をせず、無事でいられた。あの頑丈な教会をこの時のために、準備してくださったのだと。
 今、先生と信徒たちは、胸が押しつぶされそうな悲しみを抱えつつ、自分たちはこの時のために選ばれた教会なのだと言われます。今や日本中が、いえ世界中の人々が彼らを通して励まされ、神さまの奇跡を見ています。選ばれた者に与えられる使命の大きさ、豊かさを知る恵みあずかることができることを、心から感謝します。

「しかし、今は、わたしをここへ売ったことを悔やんだり、責め合ったりする必要はありません。命を救うために、神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのです」(創世記45:5)


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