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2011-07-17

2011-07-17

使命

画像の説明

牧師夫人であり、現在も癌の治療をされている坂直子さんの講演を日韓女性交流会「虹の会」で聞きました。

 直子さんは、まだ結婚前の20代で最初の癌である乳がんを発症し、乳房を失いました。女性であるなら誰でも乳房を失うということは大きな喪失感を持つものですが、結婚前の若い女性ならなおさらです。持ち前の明るさと職場復帰とでその辛さを乗り越えたかと思った矢先、半年後に乳がんが再発し、絶望しました。
入院中、友人から差し入れられたのが星野富弘さんの詩画集でした。何かにすがらずにはいられなかった直子さんは、続けて三浦綾子さんの本を読み、自分なりに神さまを求め続けました。もし、周囲にクリスチャンの友人がいたら、迷わずに教会に行ったはずだと言います。

 2度目の癌である肺がんが発見された時、信頼していた医師の開業先を訪ねて行き、そこでデスクの上の聖書を見つけて、クリスチャンであると知って胸を躍らせたそうです。この経験から、直子さんは自分がクリスチャンであることを友人や知人に話すだけでも、きっと誰かの助けになり伝道になると語っておられます。

 闘病生活と神さまとの出会い、伴侶との出会と伝道の様子などの証しが、昨年『空が微笑むから』というタイトルで出版されました。辛い抗癌剤の治療を続けながら、自分が生かされていることにはきっと使命があるのだと確信しておられます。明るい笑顔の背景には、たくさんの涙があり、祈りがあり、私たちの生死を御手に握っておられる方との揺るぎない絆があることを感じました。

「しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。」(Ⅰペトロ2:9)


コメント

  •  栄子牧師任!ありがとうございます。とってもよく書いてくださって何だが申し訳ないぐらいです(^^)
     栄子牧師任と出会った大阪森ノ宮のCCC事務所「ノアズアーク」を覚えていらっしゃいますか?駅から事務所までの道をいろいろ話しながら歩いた日から十数年!それぞれの『道』を神様が備えてくださいました。時に足踏みしてるように感じるときも神様が一緒だから喜びが与えられます。
     栄子牧師任のお働きのためにもお祈りしています。神様の祝福がいつも牧師任と教会を満たしてくださいますように!


  • 追伸:HPがホントにステキです!特に写真がどれもいい!!栄子牧師任が撮影されたものですか?プロのカメラマンみたいです(^^)


  • 直子さん、コメント嬉しいです。CCCで出会った日が懐かしいですね。あのおかげで、私も少し韓国語の「パンマル」が話せるようになりました。それまでは教科書みたいな話し方だったんで。神さまの訓練はその時々にありますね。
    ご活躍が嬉しいです。お身体大事にしてくださいね。
    写真を気に入ってくださって感謝です。ふふふ。HPのために一眼レフを買いました。8月末からは一眼で。楽しみが増えました。



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