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祇園祭

祇園祭

写真は色鮮やかなレプリカ(複製)のほうです。リベカから水瓶を受け取っているのは、イサクではなく、父アブラハムの家僕。イサクは直接、嫁探しには出ていませんので、この絵の右上と下にらくだに乗ったイサクの姿がありますが、切れてしまいてゴメンなさい。

 先週の月曜日、初めて祇園祭に行ってきました。重要文化財になっている「イサクに水を供するリベカ」(創世記24章)のタペストリーを見たかったからです。
 タペストリーは函谷鉾(かんこぼこ)という鉾にかけられているもので、16世紀末ごろのベルギー製の毛織物です。傷むのをふせぐため、山鉾巡行の時以外には、会館に展示されています。入館料を払ってこのタペストリー(退色した本物とレプリカの両方)を見ることができ、鉾の中にも上がって見ることができました。眺めは最高です! 

 さて、このタペストリーは寛永10年(1633)、オランダから長崎平戸の松浦藩を通じて徳川家光に贈られたものではないかと言われています。
 お祭りの御輿と神の箱(契約の箱)がよく似ていることは、聞かれたことがあるでしょうか。また、祇園祭とイスラエルの「シオン祭り」が日程的にもその由来も非常に似ていることも指摘されています。ヘブライ語と日本語には、発音も意味もほとんど同じというものが多数あることや、祭儀に関する共通項、そのほか日本人の先祖がユダヤ人だったのではないかという論(日ユ同祖論)には、たくさんの興味深い指摘があります。

 正直言って日本人の先祖がユダヤ人とは思えないのですが、12部族の大部分、10部族が消えたのですから、シルクロードを通って異文化がもたらされたように、一部が日本に入ったとしてもおかしくはありません。

 それよりも、1000年もの間、文化と伝統、祭儀を守ってきた京都の人々、現在も保存協会を作り、脈々と伝える努力をしている人々に敬意を払いたいと思います。
 お囃子を担当する一員として浴衣姿で緊張した面持ちで出番を待って並んでいる子どもたちを見ながら、私たちもよい伝統と文化、そして真の礼拝を伝えていかなければと、学ぶことの多かったイベントでした。

「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい」(申命記6:4-7)


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