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愛されたい!

愛されたい!

晩秋の北海道にて

 エリヤハウスの「祈りのミニストリースクール」に通い始めて1年がたち、基礎課程Ⅱの前期を11月末に終えることができました。カウンセラー自身がまず癒されていなければ、カウンセリングができないというのはよく言われることだと思います。牧師しかり、教師しかりだと思います。講義を聴き、ミニストリーの演習をする中で、どれほど心探られ、どれほど泣いたことでしょう。

 今回、虐待について学びました。虐待を受けた人のことについては、話を聞いたことがあります。しかし虐待をしてしまう人については、その人がどのような人か正直あまり考えたことはありませんでした。

 彼らの多くは保護者から大切にされず、十分な養育を受けることがなく、彼ら自身も虐待を受けて育っています。家庭が安全な居場所ではなかったので、自分を守るための高い心の壁を築いてきたということです。このような学びの中から、「誰か助けて、もうやめさせて」「心から愛して、大切にして」という心の叫びが聞こえてくるような気がしました。

 以前、わが子を虐待してしまった女性の手記を読んだことがあります。わが子が愛しくない親はおらず、彼女も娘を心からかわいいと思いましたが、愛されたことがないため接し方がわかりません。検診に連れて行って少しでも発育が遅いといわれると、自分が責められているような気がして、動転してしまって、そこから虐待が始まったといいます。この女性は専門家の助けをかりながら、回復への道を歩んでいる途上だそうです。

 どんな人も心の底では愛されたい、理解されたいと願っています。神は人間をご自分に似せて造られたので、私たちには人を愛したい、愛されたいという心が自然に備わっています。そのごく自然な欲求が満たされないとき、人生に大きな歪みが生じてしまうのでしょう。
 神の究極の愛の形である、キリストが人となってこの世に来られた日、クリスマスはもうすぐです。

「救いの神よ、わたしを離れないでください……父母はわたしを見捨てようとも/主は必ず、わたしを引き寄せてくださいます」(詩編27:9-10)


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