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機会を用いて

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巨済島の朝焼け

 間もなく2012年が終わろうとしています。皆さまにとって今年はどのような年だったのでしょうか。慌ただしく終えるのではなく、ほんのひとときでも振り返り感謝をささげ、新しい年を迎えたいと思います。

 顧みますと、今年はあちこちとアクティブに動いた年であり、たくさんの出会いが与えられた年でもありました。中でも大きかったのが3月のソウル・プチ留学です。願い続けて7年目、皆さんのご理解ご協力のもと、実現することができました。

 新しい出会い、親しい交わりも多々与えられましたが、10月から12月に訃報が続き特に2人の友人を天に送ったことは大きな衝撃でした。
 2人とも癌を患っておられ、闘病生活の中におられましたが、まだまだ大丈夫と勝手に思ってしまっていたのです。もう一回会いたかった! 次に会った時にはこんな話をしようとか、いろいろ考えていたことがあったのですが、そのチャンスはありませんでした。

 すべてがうまくいったわけでもなく、自分の足りなさ弱さを知らされることも多々ありましたが、ここまで主に支えられて感謝しています。健康にも恵まれ、よい奉仕の機会があれば喜んで引き受けた結果、たくさんの出会いに恵まれ、少しは成長できたような気がします。

 落語を披露する機会は郡山の仮設住宅を含めて高座が6回、信徒や友人の前で練習がてらの披露が6回もありました。どのように福音につなげるか、用いていくかは今後の課題ですが、なんといっても楽しくリフレッシュされますので、力をつけていきたいと思っています。

 できないことを安請け合いすることや、体力能力以上に無理をして潰れてしまうことは避けなければなりません。しかし、主がゆるされる限り、新しい年も喜んで仕えて行きたいと思います。往く年の恵みに感謝しつつ、新しい年の歩みに祝福があらんことを!

「時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。(エフェソ5:16-17)


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