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Pay it forward

Pay it forward

白梅

 素敵なことばに出会いました。Pay it back(お返しをする)を文字ってある牧師さんが語った”Pay it forward”ということばをを心に留めてつづられたエッセイを読んだのです。
 自分がしてもらったうれしかったことを、今度は他の人にしてあげようという意味です。台風被害を受けたフィリピンをボランティアとして訪れたその方は、今後も日本からできる支援をしたいと言います。

 まったく同じことば友人から聞きました。
 大学院時代、修士論文のテーマに沿ってアンケート調査をすることになりました。集まった結果をデータ化、グラフ化するのを友人が手伝ってくれました。神学の分野ではアンケート調査やデータを用いた分析というのはほとんどしないのですが、友人は理系の出身であったため、何の苦もなくやってくれたのです。
 論文が無事に仕上がり、ステーキランチをごちそうしました。どうやってお礼をしたらいいのと言うと、何もしなくていいから、今度は他の人を助けてあげてと言います。聞けば友人も以前、博士論文のために研究室の後輩たちに大いに助けられたのだそうです。

 その友人は東北で被災し、困難な中で今も地域の人たちに寄り添って歩んでいます。友人や家族、いろいろな人を通して神さまから与えられた恵みを、被災した人たちに分け与え続けていることでしょう。
 
 私たちは主から日々恵みを受けています。給料、お小遣い、健康、時間、才能、家族、環境、どれ一つとして自分のものではなく主から受けたものです。もらったらきっちりお返しをするのが日本的な流儀。でもあなたは、「これだけしたら、このくらいのものは返ってくるだろう」と計算しながら、人に親切にしますか。笑顔と感謝のことばで十分ではないでしょうか。気持ちを伝えたなら、今度は自分の周囲の人の必要に目を向けてみませんか。

「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」(ルカ22:32)


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