『自分自身のために祈る』②
『自分自身のために祈る』②
世界中の女性が、豊かに実を結ぶ人生を望んでいます。神の律法に従い、恵みの中に生きたいと願っています。ですから「心をきよめる」ということに注目したいのです。
そのためには、日々の生活を注意深く吟味しなければなりません。こう祈れるほど、勇敢にならなければなりません。「主よ、私の心と魂、思い、霊、生活に、あってはならないものは何かをお示しください。私の傲慢やプライド、恐れを砕いて、あなたからごらんになった私の生活や状況の真実をありのまま私に見せてください」
人生に前向きな変化の数々が起こるのを見たいのなら、聖霊によるきよめ、引っ張って伸ばしてくださるみわざを、受け入れなければなりません。
◇真の告白
罪が罪であるためには、これみよがしにギラギラ目立っている必要はありません。あなたは、みことばで約束してくださったことを、少しでも疑ったことはありませんか。何か陰口を言ったことはないでしょうか。ゴシップは罪です。誰かに対して愛のない態度で接したことがなかったと言えるでしょうか。
罪を100%避けるということは難しいものです。ですから、告白がきわめて重要なのです。自分の罪や間違い、過ちを告白しないと、それらが私たちを神から引き離します。自分の罪を告白しないと、ついには神から隠れようとするようになります。ちょうど楽園のアダムとエバのように。
問題なのは、いくら神から隠れようとしても、不可能だということです。私たち一人一人がいつか必ず神の前で弁明しなければならないのであれば、神との関係を正すのは、早ければ早いほどよいのです。
◇完全な悔い改め
悔い改めとは、あなたの思いを変えることです。その道から向きを変え、他の道を歩むことです。してしまったことを深く悲しんで反省し、同じことを二度と繰り返さないためであれば、どんなことでもするようになることです。
悔い改めても決してその罪を犯さなくなるとは限りません。もし、同じ罪を告白しなければならないと気づいたら、悔い改めてください。悪魔があなたの背中に罪責感の鞍を置いてまたがり、失敗を責める言葉を耳元で叫ぶままにさせてはいけません。悪魔を振り落すのに必要なだけ、告白と悔い改めを繰り返し、その問題に勝利してください。
神のルールを犯すたびに死への過程が始まります。取り返しがつかないほどダメージを受けないうちに、素早く告白し悔い改めることを学びましょう。
『自分自身のために祈る 女性のための30の祈り』第2章より抜粋(ストーミー・オマーティアン著、CS成長センター発行)