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変わらない召しと愛

変わらない召しと愛

バンクーバーの植物園にて。故人の記念にと寄贈されたベンチがいたるところにありました

 カナダで最初の一週間は、バンクーバーで過ごしました。20代の頃、夫婦で宣教師として派遣され、40数年間の働きを終えて帰国された夫人を訪ねて交わりを持つためです。

 1980年代は指紋押捺拒否運動が全国に広がり、在日大韓基督教会も教会をあげてこの運動に関わってきました。M牧師はこの制度の不当性差別性を訴えて「良心的不服従」として押捺拒否をされ、一時は海外に出ることが出来ませんでした。そのため娘さんはカナダからやってきて日本で結婚式を挙げたそうです。在日外国人、特に在日韓国朝鮮人の立場を代弁して、病を押して戦われました。60代の早すぎる死は、殉教と言ってよいでしょう。
 さてその夫人Bさんですが、70代とは思えないぐらいエネルギッシュにいろいろな活動をして、充実した毎日を送っておられました。
夫妻は若い頃、最初に日本語、次に韓国語を覚えて宣教活動をされました。最初は東京で、次にソウルで語学学校に在籍して本格的に学んで働きに備えたそうです。両方のことばも忘れておられないのはもちろんですが、今も日本人や韓国人との関わりを持ち、伝道や奉仕に励んでおられます。

 また北朝鮮のために重荷を持ち、同じ重荷を持つ方々とともに祈り会をもっておられました。私も出席し、平壌を訪れた際の貴重なお話を聞き、動画を見せていただきました。
 部屋には日本や韓国のいろいろな本、在日大韓基督教会に関する資料が大切に保管され、福音新聞も読んでおられました。日本と韓国、そして私たち在日大韓基督教会を愛して関心を持ち続けておられるのがよくわかり、胸が熱くなりました。
 制度上では、定年という区切りを迎えてはいますが、神の御国に召されるまで、生涯その召しに従って歩んで行かれるのでしょう。主に喜ばれる働き人の姿を見て、私もそうなりたいと強く願いました。

「神の賜物と招きとは取り消されないものなのです」(ローマ11:29)


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