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強制措置

強制措置

ハナタバコ

 2週間ぶりのコラムです。8月半ばに突然入院して、皆さんを驚かせてしまいました。お祈りありがとうございました。ほぼ回復しましたが、用心しながら身体を労わって過ごしたいと思います。

 朝方、ドーンとみぞおちのあたりに激痛が走って、もだえ苦しんだのですが、3年前に経験したのと同じ症状だったので、自己診断で大体のことはわかりました。あの時も耳鼻科から処方された漢方薬の副作用で、肝機能が低下し、入院。原因がわかるまで絶食・絶対安静でした。先の治療の見通しもなかったため、とても不安になりましたが、今回は違いました。ああ、またやられた!という感じです。誰にって、神様にです。

 1週間、いくつかの予定がありました。人に会う約束、楽しみにしていた予定、すべてキャンセルです。みんなが海に山に出かけている夏真っ盛りに、病院で絶食し24時間の点滴とは何ということでしょう。2日ほどはそう思って、慣れない硬いベッドに往生し、ぐっすりとは眠れない日を過ごしました。特別な治療があるわけでなし、手術もハビリもなく、点滴につながれているだけ。
 短い入院とわかっていましたし、絶食で顔色の悪い時に正直人に会いたくもないので、お見舞いも断らせていただきました。そうなると、1人で考える時間、本を読む時間が山ほどあります。よく考えてみると神様に「時間がほしい!」と叫んだので、こういう形で応えてくださったのかと苦笑するばかり。私があまりにも全力疾走しすぎると、神様は強制措置としてこんな方法を用いられるのでしょう。

 最近、50代の知人の死が相次いでいます。いよいよその時には、もう100%すべてを放棄しなければなりません。多少の時間が遺されているなら、本当に大切なことだけを最期にしたいと思うでしょう。
 何を第一にするべきか、小さな経験を通して考えることができました。

「しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた」(ルカ12:20)


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