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目的はどこに?

目的はどこに?

ペチュニア

イエスは、十二人を呼び寄せて言われた。「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く。人の子について預言者が書いたことはみな実現する」(ルカ18:31)


 木曜日の午後のこと、珍しく東京の従妹から電話がありました。

 従妹の両親である叔父夫婦が、今から大阪に行くといって新幹線に乗ってしまったのでよろしくとの連絡でした。
 前から母に会いたい、大阪に遊びに行きたいということは聞いていましたが、えっ!今日、これから来るの?と驚き少々慌てました。
 
 幸いタイミングよく姉の家に出かけていた母が帰って来る日でしたし、特別な予定がなかったため、叔父夫妻と楽しい時間を過ごすことができました。
 こんな暑い時期に、わざわざ大阪に来ることはないのにと思ってしまいますが、叔父の目的はただ一つ、実の姉である母の様子をみること、元気な顔を見て安心することそれだけです。やさしい親戚が与えられていることに感謝します。



 イエスさまは12弟子を呼び寄せて今からエルサレムに行くと、いわゆる受難予告をされました。
 これから起こること、逮捕され乱暴され、殺され、3日目によみがえることを告げられたのです。しかし、弟子たちにはさっぱり意味がわからなかったのでした。

 エルサレムは都、神殿のある町、にぎやかで華やかな場所です。エルサレムに行く、というと当時の人々はウキウキしたはずです。
もしもイエスさまが自分のために、ひとりの人として野心を満たすために都に行くのなら、どうだったのでしょうか。

 神殿で説教をしたり、人々を癒したり死人をよみがえらせたりしたら、一大センセーションを巻き起こしたことでしょう。どこにでも群衆のついてくる人気者でしたから、新しいイエス一派というものができ、支持者は膨大な数となり、それこそ弟子たちが望んでいたような、ユダヤ人をローマの圧政から救うという革命さえ起こせたかもしれません。

 しかし、イエスさまと弟子たちが動く目的は、エルサレム入りするのは、ご自身のためでなく、父なる神さまの目的を達成するため、みこころを行なうためだったのです。イエスさまの関心はいつも、父のみこころを行なうことにありました。



 あなたは何を目的にして、日々を歩んでおられますか。

 仕事をするとき、勉強をするとき、重要な決断をするとき、自分の欲を満足させるためにそれをしているのか、神さまの目的に照準を合わせているのかどちらでしょうか。

 イエスさまはまず、弟子たちを呼び寄せられ、エルサレムに上ると告げられました。そしてその目的も、お話になりました。
 でも、残念ながら弟子たちには、また、私たちには、目の前のことしか見えないので、神さまの壮大なご計画の全容は、さっぱりわかりません。それでも、主が呼びかけ、告げられることに従うなら、みこころはなるのです。

 あなたは、どこに向かっていますか。

 神さまのみこころに照準をあわせていますか。
 イエスさまの呼びかけを聴いていますか。

メールマガジン20170805「まな・Toyonaka」より

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