損害賠償
損害賠償
火が出て、茨に燃え移り、麦束、立ち穂、
あるいは畑のものを焼いた場合、
火を出した者が必ず償わねばならない。
(出エジプト22:5)
台風が過ぎ去り、ひと安心ですね。
みなさんのところは被害がなかったでしょうか。
実は前回の台風で、
教会の屋根の棟の板金がはがれてしまいました。
全部で4枚あるうちの1枚がはがれて、
お隣の駐車場に落ちてしまったそうで
危ないから点検してと言われていたのです。
すぐに大工さんに連絡をしましたが
なかなか来てくれません。
数日たって少し離れた所から
教会の屋根を見上げると
何ということ!!
屋根の上にぴら~んと
板金が反り返っているではありませんか!
今すぐ来てもらわないと困ります!!と
再度連絡をして修理をしてもらい
今回の台風前にギリギリ直すことができました。
主に感謝します!
人にけがをさせたり人の家を破損させたりしたら
えらいことになっていました。
次からはこういう場合はすぐに、
自分で屋根に上って点検をしようと心に決めました。
人に何らかの損害を与えた場合は
それ相応の保障をしなければなりません。
しかし、人の心に恨みやねたみ
悪しき思いという火をつけてしまった場合
いったいどうやって
それを償うことが出来るのでしょうか。
わたしたちが発していることばというものは
思っている以上の影響力をもっています。
ことばによって人を喜ばせ自信を与え
将来を明るくすることも出来るし、
反対に同じことばによって、
人を暗い谷のどん底に落ち込ませ、
自分はダメな人間だと
希望を失わせてしまうことだって可能なのです。
また争いの火種は、
最初は小さなものであっても
それがいったん燃え移るとどんどんと勢いを増して
とんでもないものになっていきます。
あなたはどうか争いではなく
平和をつくり出す
幸いな人となってください。
きょう、自分が災いのもとになっていないか
争いや憎しみやねたみの種を蒔いていないか
自分のなかにそのようなものがないか
点検してみることはとてもよいことです。
あなたの心に少しでもそのような傷ついた心があるのなら
神さまのみ前に出ていやしていただきましょう。
【祈り】
主なる神さま!
新しい朝を
ありがとうございます。
わたしが争いやねたみや災いではなく
平和をつくり出す人になることができますように。
人を祝福する人になることができますように。
主イエス・キリストのみ名によって祈ります。
アーメン!
(メールマガジン「まな・Toyonaka」20180825より)