2011-03-13
2011-03-13
毒
数日前、久しぶりに水泳をして着替えていると、手の指の皮がむけているのに気付きました。水質のせいかと思い、他の人に聞いてみましたが、異常のある人はいません。顔など他の部位はなんともないのです。変だなと思いながら、しばらくたって気づきました。
朝、玄関の片づけをしたのですが、正体不明の液体がビンに入っていたので、捨てたのです。たぶん、殺虫剤か農薬の類だと思いますが、さほど気にせず、水ですすいだときに指に液体がかかったのでした。幸い原液(といっても適量に薄めた液体)には触れず、水で薄まったものに触れただけなので、軽傷だったのでしょう。
それでも薬用クリームを塗って綿の手袋をして、治るのに3日ほどかかりました。敏感肌ではないのですが、毒は薄めても毒であり、皮膚は弱いものだと知りました。
私たちの周囲にも、さまざまな「毒」や「悪」が満ちています。嫉妬、悪口、恨み、反抗、否定的な考え、物欲、快楽……。これらが原因で生み出されるものには、決してよいものがありません。
仙人ではありませんから、それらを完全にシャットダウンし無縁に生きることは不可能ですが、影響を受けて取りこまれないように注意する必要があります。
ちょっと様子を見てみようと、わざわざ火事場に行って火傷をするほど愚かなことはありません。自らの弱さを知り、主をあがめ主を喜ばせる生活から離れさせるものごとからは、きっぱりと距離をおいて生きることが大事なのだと、思いを新たにさせられました。
「あらゆる悪いものから遠ざかりなさい。」(テサⅠ5:22)