2011-01-23
2011.01.23
カテゴリ:ブログ
2011-01-23
あれから16年
1日17日、早朝に車を走らせ、三宮の東遊園地に行ってきました。毎年阪神淡路震災の追悼イベントが開かれ、新聞やテレビで報道されているあの場所です。
まだ暗い中、会場にはたくさんの人が来ておられました。震災の犠牲者数と同じ6434本のキャンドルが灯されていて、その多さに圧倒されました。黙祷をささげる人、風で消えがキャンドルを懸命に灯す人、犠牲者の名前の刻まれたプレートをなでて涙する人……。痛みを抱えながら生きている方々の癒しを心から祈りました。
あの日、皆さんは何をしておられたでしょうか。
私は思わず隣で寝ていた妹の布団にもぐりこんで2人で「主よ!」と叫んでいました。父は6時に教会に行く身支度をしていましたが、揺れが収まったときに見ると、布団の頭の位置で鏡が割れていました。
教会には大きな被害はなかったものの、2家族の家が全壊、半壊しました。世の終わりが来たかと本気で思ったあの瞬間。忘れることができません。
この16年、何をしてきただろうか。主が私を支え導いてくださった足跡を振り返り感謝をささげるとともに、限りあるいのちを精一杯、主のために用いようと改めて決意したひとときでした。
「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」(マタイ24:35)