2011-02-06
2011-02-06
ひとりの重み
本日、第31回目の信徒総会を開催できることを、主に感謝します。昨年は教会創立30周年ということで、春、秋、クリスマスにコンサートや聖会を開き、外に向けて伝道する機会が多く与えられ、ただ主に感謝しています。
しかし、残念ながら主日礼拝の出席人数は、2009年の延べ751人から659人に減ってしましました。なぜだろうと考えてみますと、1月に I さんが病に倒れホームに入られたこと、その他体調や仕事など諸事情で出席回数が大幅に減った方がおられたことが要因でした。特に I さんは主日礼拝を休むことはほとんどなかったので、1年間来られないことでおよそマイナス50人、小さなわが教会にとっては大きな影響があるのです。
この教会にとって、一人がいかに重要かということを改めて突き付けられた数字でした。
いや、この教会だけではなく、100人1000人の教会であっても、またクリスチャンであるなしに関係なく、神さまの目には一人ひとりがとても尊い存在であり、なくてはならない一人なのです。けれども通常、私たちはそのことを忘れて「私一人ぐらいいなくても、どうってことないだろう」と思ってはいないでしょうか。
今もホームで主の日の礼拝を楽しみに守っておられるIさんを思いながら、いのちまで惜しまず与えてくださった主のために、精一杯励む1年でありたいと思います。
「言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある」(ルカ15:7)