目からウロコ
目からウロコ
先週は、2つの大発見がありました。ひとつ目は、先輩牧師のIさんにNさんを紹介したときのことです。
Nさんはキリスト教葬儀社の社長さんで、伝道への意欲あふれた青年実業家。一通り説明を聞くとI先生は「うちはまだ礼拝堂がないから……」と残念そう。それでも、葬儀会館を借りてのプラン、自宅葬儀のプランを作成するという話がまとまりました。
帰りに京都の一等地にあるI先生の事務所前でふと思いついて、聞いてみると中に入ったことはないと言われるので、ご一緒しました。
Nさん、プロの目でチェックしながら、ここでも小規模なら葬儀が十分できるというのです。小礼拝堂に20名程度、あふれた人は上の集会室にモニターをつけて。最大の難関の棺も、詰め物をして立て気味にすれば問題はないとのこと。できないと思いっていたことができるとわかって、I先生は大喜びされました。
もう一つの発見は、私自身のことです。
思いがけず素晴らしい声楽の先生からレッスンを受けることになりました。元来、発声方法が悪く、声帯を痛めた経験もあります。声を出す仕事ですから、ぜひとも喉を傷めない発声をと願っていました。
知る人ぞ知るイタリア人の先生に20年以上もついて習った70代の先生は、まさにプロフェッショナル。その先生から、「あなたの声はとてもいい。使い方次第で武器になるわよ」と言われました。高い声は出ない、声の質が悪いと思っていたものですから、目からウロコです。
自分の思い込みで、狭い視野で「これはできない」と決めつけていることが、多々あるのではないでしょうか。その道のプロから見ると、何でもないことかもしれません。
全世界、全宇宙的視野から私を観てくださる方からすると、不可能はないのです!
「イエスは、『人間にはできないことも、神にはできる』と言われた」(ルカ18:27)
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