天に宝を
天に宝を
これを聞いて、イエスは言われた。
「あなたに欠けているものがまだ一つある。 持っている物をすべて売り払い、貧しい人々に分けてやりなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」
しかし、その人はこれを聞いて非常に悲しんだ。大変な金持ちだったからである。
(ルカ18:22-23)
平昌オリンピックのスピードスケート500mで金メダルを獲得した、小平奈緒選の所属する相澤病院のことが話題になっています。
小平選手が信州大学の卒業を控えて、スポンサー企業を探したときのこと。なかなか応援してくれる企業が見つからないなかで唯一、この病院の相澤理事長が「長野からオリンピックを目指す選手がいるのに地元が応援しなくてどうする」といって職員として採用してくれたそうです。
三代目の医師である相澤さんは、「利益が出たら世のために使え」という父親の教えを守って無名のころから小平選手を支え続けて来たそうです。
小平選手は気さくに病室を訪れて患者さんにメダルを見せて、勇気づけているのだとか。支えてくれた病院への感謝の気持ちを忘れず、引く手あまたの有名選手になった今も移籍していません。
病院は損得勘定ではなく、一人の選手をサポートし続けることで結果的には人々に大きな夢と希望を与えることになりました。どちらもとてもステキですね!!
つい先日、また二人の天使が現れて、教会のお片付けをササーッと手伝ってくれました。
いつかしようと思いながら、私一人では気が重くて手を触れられなかった講壇横の小さな部屋のものを全部出し、物を分別し、いらない机を解体処分し掃除をしたら、新たな収納スペースが出来ました。
私たちの教会のメンバーでもないのに、貴重な時間を割いて喜んで無償で手伝ってくださるのは、ただただ神さまを愛するから、ここが主の家だから、そしてわたしの友人だから、それだけです。
神さまの恵みに感謝、彼女たちの愛の行為に感謝です!!
天に宝を積みましょう!
誰かに助けられホッとしたこと。
勇気づけられたこと。
希望がわいたこと。
その恵みを今度は他の人にわけてあげましょう。
あなたの持っているお金、時間、健康これらすべては神さまからいただいた賜物です。
助けを必要とする人のために活用しましょう。
(メールマガジン「まな・Toyonaka」20180221より)