2011-07-24
2011-07-24
からし種
名古屋教会に出席し、午前礼拝、女性会の例会と献身礼拝をともにしてきました。名古屋教会の女性会は、なかなか活発に動いており、数年前にはフィリピンとバングラディッシュに教会を建てるという尊い働きをしたそうです。
私たちの教会では、信徒の会「からし種の会」が昨年の春に発足しました。あまり動きがみられませんが、1年以上が過ぎましたので、ビジョンをもって、小さなことからでも始めてみませんか。
信徒の会の意義はどこにあるのでしょうか。どんな集まりであっても、組織の下にあるグループというのは、その組織の発展に寄与するためにあると思います。教会の中のひとつの会なら、やはり教会の成長や発展のために仕えるのが、会の意義ではないでしょうか。
そうであるなら、教会成長のために具体的にできることはなんでしょうか。伝道や奉仕のわざであるはずです。そして信徒の会ですから、信徒の目線で細やかなよい働きができると信じています。
教会を建てるなんて、夢のまた夢でしょうか? 「経済大国」に住む私たちが、自分のために消費するだけでなく、隣人に恵みを還元するよい機会です。不可能なことではありません。
また、隣人といえば、教会のごく近くに病や諸事情で来ることのできない方々がおられます。20分の時間をさいて、訪問できないでしょうか。伝道は牧師だけがするものではありません。皆さんが訪問して賛美し、祈るなら、その方はどれほどの慰めを受けることでしょう。
また、お客さんとして教会に来るのではなく、「私の教会」と意識して、教会の必要がなにかを考え、小さな奉仕のわざを兄弟姉妹とともに始めることができるなら、天においてどれほどの喜びが起こることでしょうか。
「遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。『良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか』と書いてあるとおりです」(ローマ10:15)