殺して生かす!
殺して生かす!
4月から始めたハングル教室で、今月は簡単な料理をする予定です。メニューはオイキムチとキムパップ(韓国のりまき)あたりを考えています。
キムチ作りは何がコツですかと聞かれることがありますが、塩加減がいちばん難しいです。逆に言うと、これさえマスターすれば、美味しく出来ます。あとは、よい材料、特にコチュカル(唐辛子粉)のよいものを使えばバッチリです。
塩加減は漬物の基本ですよね。
野菜を塩でしんなりさせることを、塩で「殺す」と言います。
新鮮な野菜は呼吸をしています。このため細胞内のが消費されてしまいます。塩をまぶすことで呼吸を停止させ栄養分が残るようにする作用があるのだそうです。
また、塩をまぶしてしばらく置くと、水分が出てきますよ。この排水作用のおかげで腐敗を防いで保存性が高められるのだそうです。なるほど、殺して生かす、ということでしょうか。
ところであなたには、夢が、心の願いがありますか?
そこに向かって歩んでおられますか?
なかなか上手くいかない。何もかも悪い方向にいってしまう。どうせ、実現しっこない。こんなふうに思って、ガッガリしたり、あきらめたりしていませんか?
神さまは、あなた自身をゆだねなさいとおっしゃいます。
ゆだねる、ということは自分に死ぬということ、そして神さまを無視しないで、神さまご自身に働いてもらうということです。
私たちが自分の考え、やり方でずんずん進んで行くのをやめて、あるいはジタバタもがくのをやめて、神さまに働いていただくとき、主がよい「塩梅」(あんばい)に計らってくださり、人生に美味しい実がなるのです。
私の中の余分なものが取り去られて、よいもの、与えられたタラント(賜物、才能)が生かされるようになります。
さあ、あきらめかけていた夢を、心の願いを、もう一度、神さまの前に差し出しましょう。
自分に死ぬなら、主が成し遂げてくださいます。
「主に自らをゆだねよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる」(詩篇37:4)
20170705メールマガジン「まな・Toyonaka」より